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​御挨拶 
瑠璃の会ホームページへお越しいただき、ありがとうございます。
この瑠璃の会は、義太夫節(浄瑠璃)を演奏する女性有志の会です。 
 
義太夫節の本場である大阪では、長年女性による義太夫が受け継がれてきましたが、近年は定期演奏会も途絶えて久しく、技芸員の活動の場がほとんどないまま月日が経過してしまいました。その間、
師匠方のご逝去が相次ぎ、また、新人の入門もほぼ無く、このままでは大阪の女流義太夫は廃れてしまうのでは、という状況に陥っています。
受け継がれてきた芸を絶やすわけにはいかないと、有志が集まり、定期演奏会の開催を目的として、
平成28年に結成いたしました。大阪の女流義太夫の存在を知っていただくと同時に、技芸員の研鑽の場として、また後継者を育てる為の一助となるよう、努力していきたいと存じます。
 
平成29年4月には第1回瑠璃の会公演を御霊神社にて開催させていただきました。平成30年3月にも新たに初舞台3名を加え、第2回を開催いたしました。令和3年には、第5回の節目として、「妹背山婦女庭訓 道行恋苧環」を瑠璃の会メンバー全員で、新調の瑠璃色の肩衣で上演いたしました。令和4年には、新たに初舞台1名が加わりました。
今後とも何卒、応援くださいますよう、心よりお願い申し上げます。              
                                   
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女流義太夫演奏会

瑠璃の会 第9回

2025年3月1日(土)13時開演

国立文楽劇場 小ホール

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「大阪女義塾」

プロ育成コース

受講者募集

随時募集中

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大阪女義塾

研修発表会

2025年3月22日(土)15時半開演

一心寺 南会所 2階

女流義太夫演奏会 瑠璃の会 第9回

【日時】

 令和7年(2025年)3月1日(土)

 開演 13時(開場12時半)

【会場】

 国立文楽劇場 小ホール

  大阪市中央区日本橋1-12-10

  地下鉄「日本橋」駅または近鉄奈良線

  「近鉄日本橋」駅 7号出口より徒歩1分

【入場料】全席自由

 一般3,000円

 学生1,000円 *ご予約時にお申し出ください

【演目】

 ◆「夏祭浪花鑑」長町裏の段

   浄瑠璃 豊竹呂秀 豊竹呂響

   三味線 鶴澤駒清

 ◆「菅原伝授手習鑑」寺入りの段

   浄瑠璃 竹本住年

   三味線 豊澤住静

 ◆「奥州安達原」袖萩祭文の段

   浄瑠璃 竹本土佐恵

   三味線 鶴澤駒清

 ◆「御所桜堀河夜討」弁慶上使の段

   浄瑠璃 竹本住蝶

   三味線 豊澤住輔

 ◆出演者によるアフタートーク

   司会  畑律江(毎日新聞客員編集委員)

【お申込み】

 予約フォームからお申込みください

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◆「夏祭浪花鑑」長町裏の段

団七九郎兵衛の舅・義平次は、磯之丞の恋人、遊女・琴浦を、釣船三婦の家から連れ去ります。琴浦に横恋慕する大鳥佐賀右衛門に引き渡して大金をせしめようという魂胆です。磯之丞の父親に大恩ある団七は、義平次に三十両を渡すと偽りの約束をし、琴浦の駕籠を三婦の家に戻します。が、金がないことに気づいた義平次ともみ合いになり、ついに、高津宮の夏祭りを舞台とした凄惨な殺人事件が起こります。

◆「菅原伝授手習鑑」寺入りの段

菅原道真は藤原時平の讒言によって配流となりました。道真の弟子、武部源蔵と戸浪の夫婦は、京都の山奥、芹生の里で寺子屋を営みながら、道真の子息・菅秀才を、我が子と偽って育てています。源蔵が村の寄合に呼び出された留守中に、寺子屋に入門を希望する子ども、小太郎が母親に連れられて訪れます。この後、この小太郎が菅秀才の身代わりとなる有名な悲劇「寺子屋の段」へと物語は進んでいくのです。

◆「奥州安達原」袖萩祭文の段

天皇の弟環の宮が何者かにさらわれ、養育係である平傔仗直方は窮地に陥っています。父の窮状を知った長女の袖萩は、雪の降る中、娘を連れて御殿に駆けつけますが、親の意に反して駆落ちした娘を父は拒絶します。袖萩は夫と生き別れるうち、盲目の乞食となり祭文で生活する身の上。武家の対面を守らねばならない両親に対し、歌祭文にのせ親不孝を詫び、娘のお君を紹介しますが、あまりの寒さに持病の癪で倒れる袖萩。幼いながらも、境遇をわきまえたお君の振る舞いが哀れを誘います。

◆「御所桜堀河夜討」弁慶上使の段

義経が平家の出である卿の君を妻としていることから疑念を抱いた頼朝は、忠誠の証として卿の君の首を差し出すよう言いつけ、弁慶を使いに出します。腰元の信夫を身代わりにすることになりますが、居合わせた信夫の母は、信夫は、たった一夜契った稚児との間にできた娘で、父親に一目会わせるまでは殺すことはできない、と拒み、父親の残していった紅の左袖を見せます。が、弁慶が襖ごしに信夫を斬り、実は我こそ信夫の父親だと明かして、一生に一度の涙を流すのでした。

●公演最新情報について

公演中止の場合等、最新の情報については当ホームページでお知らせいたしますので、ご確認いただきますようお願いいたします。

プロ育成コース

「大阪女義塾」プロ育成コース
受講者募集!

文楽の音楽として知られる「義太夫節」。

大阪が世界に誇る「義太夫節」の継承には、

私たち女性演奏家「女流義太夫」も一役を担ってまいりました。

この素晴らしい芸能を次世代に繋ぎたいという思いから、

このたび、プロを目指す方を対象にした、

「女流義太夫」技芸員育成プログラムをスタートさせます。

特に、現在三味線弾きの人数が少なく、

三味線希望の方のご応募をお待ちしております。

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 ■募集要項■

【対象】中学生以上~原則として40歳以下の女性


【募集期間】2025年3月31日まで随時募集

【応募方法】応募フォームからご応募ください
 *お申込み確認後、こちらから適宜ご連絡させていただきます
 *未成年の方は保護者の同意が必要です


【受講料】無料
 *研修期間、楽器等は無料で貸出いたします
 *破損の際の修理費や消耗品代は受講者の実費負担となります

 
【講師】「女流義太夫瑠璃の会」技芸員

【研修場所】大阪市内

 *詳細は応募者の方に後日お知らせいたします

研修期間】研修開始時点から最長2年
 *研修状況に応じて、研修期間を決定いたします
 *研修終了後、プロとしての活動開始に向けた準備に入っていただきます


◇研修内容例
 下記内容にて、月2回ほどの研修を予定しています
 ・道具の扱い方、心構え、床本や朱(楽譜)の読み方等の基礎知識
 ・基礎的な演奏技能の稽古
 ・「女流義太夫瑠璃の会」関係の公演等の手伝いを通じた楽屋研修

 

「大阪女義塾」研修発表会

「女流義太夫」を次世代に継承するために
2023年よりスタートした技芸員養成プログラム「大阪女義塾」。
2年間の研修成果を、皆様にお披露目いたします。
ご来場ご声援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

〈発表演目〉菅原伝授手習鑑「寺入りの段」
       浄瑠璃 竹本 住蝶
(特別出演)
       三味線 奈良 郁

【日時】2025年3月22日(土) 15時30分開演

【会場】一心寺 南会所 2階
      
大阪市天王寺区逢阪2-7-17
    (各線天王寺駅下車
     あべちか6番出口階段より北へ徒歩約8分)
    (地下鉄谷町線 四天王寺前夕陽丘駅
     4・5番出口より南へ徒歩約8分)

【入場料】無料 *要予約
【定員】40名

【申込】申込フォームよりお申込みください
 
地図(一心寺)

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